AYA不動産管理ブログ

「自分で管理」の事例・・・奈良市西登美ケ丘(築50年のテナント物件)

「自分で管理」実現例 | 2016年10月16日

ブログを長い間サボっていました(*_*) もちろん、その間も仕事をしてましたよ。というかHPを作ったおかげで「不動産の有効利用の仕方」について相談依頼をいくつかいただき、この間、取り組んでいました!(とても嬉しいです!)

さて、今回の案件。「奈良市西登美ケ丘」はどんなエリアかというと、近鉄奈良線「学園前」駅から北側にバスで約8分の閑静な住宅街。バスの通り道は大渕池付近の「松伯美術館」や大きな邸宅街を抜けていきます。物件の北側には近鉄けいはんな線の「学研奈良登美ヶ丘」駅。ショッピングモールもあり、比較的新しく開発されたエリアが広がっています。その、新旧住宅のちょうど狭間にあるエリア。

建物は築50年の古い2階建て、住宅ではなく2棟各2つのテナントがある賃貸物件。オーナーのご両親が持っておられた建物を引き継がれたものです。昔は敷地の半分に自宅があり、オーナー自身も幼少時代はこちらに住んでおられました。%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab_000

今回の相談は

  1. 新しく建て替えた方がいいか?

  2. 補修をして、使い続ける方がよいか?

ということです。

色々な角度から考えていかないといけません。

  1. 現在入っているテナントの状況から、建て替えた場合にテナントが入るか?周辺の住民のニーズを検討

  2. 建て替え計画の規模や内容、予算を検討

  3. 維持し続けた場合、建て替えた場合の収支計画について、両方検討

などを考えた結果、「現状維持」を基本方針に。

ただし、水回りや床の補修はきっちり行うことで、現在入ってくれているテナントさんが今後も長く居てくれるように、と、空いているスペースは上記の補修以外にクロスなど、見た目に清潔感を出すリフォームをやってみようということ。

そして、何より嬉しかったオーナーの決断は

「自分で管理をする。補修をしてくれる地元の工務店を探す。今まで管理してくれていた不動産屋さんにはこれからも仲介をお願いする。」

です。現在のテナントのうち一つはオーナーが子どもの頃からずっと営業している本屋さん、その他、近所は高齢者が多いので、鍼灸院。そして、管理をしてくれている地元の不動産屋さん。オーナーはそれぞれのテナントさんが周辺住民の方にどう受け入れられているか、とても良くわかっておられました。

そして、つい先日オーナーから「自分で管理に着手しました。また、何かあれば相談に乗ってくださいね」と大変うれしいメールをいただき、ガッツポーズを取った私でした。%e7%a9%ba%e3%81%a8%e4%ba%ba

AYA不動産管理 代表 綾 美津子AYA不動産管理 代表
綾 美津子
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