こんにちは。AYA不動産管理の綾です。
先日、「値上がり必至!全国優良マンション・トップ200」なる記事を読みました。この記事は少し前の記事で「中古マンション 値上がり」の検索ワードで調べていた際に見つけた記事です。
主に首都圏のマンションが多いのですが、ここでは関西圏だけ取り上げようと思います。共通点を見てみると・・・
大阪や北浜、千里中央など人気の駅に近い(もちろんエリアが良い)立地の物件が多いです。京都の物件がほとんどないのが気になりますが、兵庫でも三宮の海側(旧居留地のあたり)、芦屋・夙川など、やはりエリアの良さが必須条件のようです。
ただ、大阪と兵庫の違いは大阪で「優良」とされた物件の多くが「タワーマンション」だということです。地価が高いエリアに容積率を緩和することにより、デベロッパー側が利益を確保できるという仕組みを使い、大量供給されているタワーマンション。本当に「値上がり必至の優良マンション」なんでしょうか?
先日、訪問したマンション管理のハードとソフトを丸ごと請け負う「Reプロデュース」の岩さんと話をしていて改めて認識したのですが、そのマンションが「優良」とされるにはハードとソフト、両方の側面から機能が維持されていて、初めて「資産価値がある」=「優良」ということになると思います。
ソフト面では駅近だったり、エリアだったり、サービスが付加されていたり、ということを客観的に検討することはできます。しかしながら、ハード面が良いかどうかをどこで見るのか?というのはなかなか難しい問題です。
この記事では「大手のデベロッパーが売主である」ということを目安の一つとしているようです。確かにそれも一つの要素ではあるかもしれませんが、長期的に良い状態で維持・管理されているかどうかを見極めるのはなかなか難しいです。
ちょっと記事が長くなってしまいそうです。
「タワーマンションは買うべきか?」次回に続く…。