AYA不動産管理の綾です。
昨年の6月、最近の集中豪雨などの影響か、テナントの入る一室の
天井に雨水の染みた跡があると連絡がありました。
この物件は修繕・改修工事の履歴が残っておらず
最近5年くらいの費用の支出から履歴を洗い出している状態。雨水が天井に漏れてくるとすればやはり屋上から、か、壁面から。
2-3階のテナントさんが屋上の塗装工事をしてくれたこともあって目地補強の追加塗装をしてくれ、この効果があってか、天井の染みがそれ以上広がることがなくなったため、天井の補修に取り掛かったところ、天井裏を覗いてみると、やはり、ところどころ雨水が入ってきた跡を確認、近いうちに壁の補修をやらねばと言ってました。
そして、今月、梅雨の時期までに、ということで南側壁の補修と塗装に着手。
今回、一番難しいと想像できたのが南側壁面と本建物の狭い隙間での補修と塗装作業。
そして、足場をかけるのも一苦労でした。
しかし!そこは職人さん。足場も足場板が置けないような状況で「どうやって、上に登っていくの?」と思ったのですがうまく継ぎ目に足を引っかけ、一本のポールの上で作業を続けてくださいました。本当にお疲れさまです。
こんな感じで、図面が完全に揃っていない状況でも、探り探り、ちゃんとした管理を行うことは可能です。その際、何より、協力してくださる職人さんが欠かせません。そして今回も現場監理はオーナーの息子さん。オーナーと同じくらい親身になってくれる専門家がいることは心強いです。
さて、仕上がりをどうやって確認しましょうか…。私、足場登れるかな?