AYA不動産管理ブログ

雪の日は…(水道管の凍結や破裂に注意)

設備管理 | 2017年2月15日

こんにちは。AYA不動産管理の綾です。
寒い日が続いています。近畿地方でも年明けから何日か雪の降る日もあり。
最近では「受験」や「インフルエンザ」等の言葉とともに「大雪」などのニュースが
報じられることも増えているような気がします。

不動産管理業を仕事にしている私にとって、冬は「雪の日」夏は「台風の日」に
管理物件で何かあるかも…と携帯電話を気にせずにいれない訳ですが
「雪の日」のトラブルといえば、水道管の凍結・破裂なのです。

基本的には凍結の場合は気温が上がるまで待ってもらうか、破裂の場合はメーターの先にバルブがありますので、そこで一旦水を停めて、専門業者さんを呼ぶという解決方法しかないのですが、最近では「災害に強い水道管に変える工事をしています」なんていう看板を見たことがある方も多いかもしれませんが、公の管理部分については壊れにくい、丈夫な管への変更が順次行われているので、主に水道管の凍結や破損が問題となるのは各敷地や住戸への引き込み部分です。

ちなみに各管にはどんな種類があるのかというと…

古い住宅では「鉄管や銅管」など、まだ、残っているところがあります。鉄や銅など、錆や継ぎ手のズレの問題はありますが、凍結自体には強いです。

 

最近は給水管には「ポリエチレン管」が多く使われています。理由は破損しにくい、柔軟性がある、持ちが良いなどの理由から。金属継手での接続が主流で、熱には弱い傾向があります。

 

また、給水管や排水管には「ポリ塩化ビニル管」が使われています。
(管の厚みや性能によってVP管・HIVP管 排水用途はVU管・VP管などに分かれています)耐久性、加工性に優れていますが、熱には弱い傾向があります。比較的安価で使い易いのですが、耐震性についてはあまりないようです。

 

と、ここまで書いて「興味ないしー」と思われた方も多いかもしれません。
ただ、管理物件の給水管・排水管等どんな材質の管が使われているのか知っていると
凍結等のトラブルや災害の時に(ちょっと)役に立つかもしれません。

土の中や建物の軒裏(など隠れたスペース)に通ってる管を見つけると
「こんな風になってるんだー」と無性に嬉しくなってしまう私ですが管理の仕事をしている人の話を聞くと、同じように思う傾向があります。たぶん「こんなところで頑張ってくれてるんやなー」みたいな気持ちになるかのかもしれませんね。

AYA不動産管理 代表 綾 美津子AYA不動産管理 代表
綾 美津子
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