排水管の付け替え工事

こんにちは。AYA不動産管理の綾です。先週、排水管の付け替え工事を延べ４日間かけて行いました。

このブログで昨年公開したとおり、建物の1-2階がテナント、3-4階が住居となっているビル。

キッチンの排水管が、竪排水管（階下に落ちる管）までの距離が長く、汚れが溜まりやすい構造になっていたため、排水管の高圧洗浄を何度も行ってはいましたが、今回、根本的な解決を！ということで、住居の排水管を屋外に付け替える工事を行うことを決めました。人間でいうと血管のパイパス手術をするような感じです。

以下の順番で工事を行っていきます。

１日目：（屋外配管なので）足場の組み立て。並行して住戸内からの壁を貫通して管を外に出す準備をします。
２日目：屋外の横引き管を設置していきます。並行して接続する排水桝の準備を行います。
３日目：排水竪管や枝管の準備、接続をしていきます。
４日目：新しく引いた排水管に住戸の排水を繋げていきます。並行して足場は解体。

順調に工事は進んでいくかに見えましたが…
トラブル発生！！既存の排水管に新設配管を接続する準備をしていたところ、給水管に傷をつけてしまい、急遽、給水がストップ。住戸やテナントを回って１時間程、断水のおことわりをしました。

基本的に給水管と排水管を近くに設置することはないように思いますがこの物件もエレベーター新設やそれに伴う改築等で当初の図面から設備が何度か変わっています。
もちろん、その際に新しい図面は描き直しますが実際の現場では今回のように

「掘ってみてわかる（というか、あたる）」

ってことも多いです。

入居者の方々には申し訳ありませんが、２リットルのペットボトルの水を配布して工事にご協力いただきました。((+_+))

そして、新しい排水管が完成！

外壁に新設したカラーの配管やキッチンから流した水がぐるぐる渦を巻いて、さーっと流れていく様子を見て「美しい！」と嬉しくなっていまいました。

もちろん、入居者の方が快適に生活できるように、というのが最優先の目的ですが施工をしてくださる職人さんに感謝せずにはおれません。

村井さん、いつも、ありがとうございます！