こんにちは。AYA不動産管理の綾です。先日、投稿した「不動産:買うか?借りるか?」についての2回目です。前回、相談者が持ったこの疑問。「買うか?借りるか?」という軸では、判断が難しいのでは?ということで終わっていましたが…。
そこで私の提案はこうです。不動産は「買うか?借りるか?」の軸で考えるのではなく、「資産を持つか?持たないか?」で考えるとよいのではないか?ということです。この軸に変えて、前回のメリットデメリットを検証し直してみます。
①自分のものになる
②長い目でみると安く、広い物件に住める
③老後、賃貸が借りれるかどうかが不安
追加⑧老後、賃料を払わなくてよい
追加⑨親からの資金援助が期待できる
追加⑩建物の設備が良い場合が多い、(新築の場合)セキュリティやサービスが付加されていることもある
④南海トラフ、熊本地震などの災害→予測できない
⑤原発→予測できる
⑥建築基準法(耐震性)の改正等→予測できない
=予測できないリスクについては火災・地震保険をつける、住宅インスペクションを利用する等のリスク対応策はある。リスクを考慮した上で資産を持つ、選択をすることは可能。
⑦老後、夫婦二人になった場合、広い家が不要になるかも=売却は可能。流通性の良いエリアを選ぶことが大切。
自分が住む家=住宅という意味では「買うか?借りるか?」となってしまいがちなこの疑問。
「資産を持つか?持たないか?」という軸で考えると、どのようなリスクを取るのか、取らないのか、という判断に繋がっていき、結局、自分(や家族も含めた)ライフプランを考えてから、となるのがFP協会の相談員をやっていた時の常でした。迷ったら、一度この軸で考えてみていただければ嬉しいです。