不動産管理の事例紹介

空室を解消したのは地域のニーズの見極め

不動産管理事例4:ブリリアント・A 吹田

空室を解消したのは
地域のニーズの見極め

入居者トラブルもあり空室が目立った物件を、デメリットも考慮した上でニーズに合った賃料に設定。提案してくれたのは、信頼できる賃貸仲介のプロでした。

どういったトラブルがあったんですか?
3階建ての1R×11戸、すでに築18年の物件をAYA不動産管理が管理することになったのですが、引渡しの時点ではトラブルについてあまり詳しく語られませんでした。1階の3住戸に何らかの障害を抱えた人が入居しているのは、管理を始めてから気づいたことでした。その3人をフォローする社会福祉法人の人と連携して対応したのですが、どうしても最初は勝手がわからず、他の入居者からのクレームもあって…。新しい入居者には、その人たちの存在を事前に伝えておくことが大切だと、何人かが退去してしまってから痛感しました。一時的にですが、3階のほとんどの住戸が空いている時期もありました。
空室を埋めるためにどんな工夫を?
ちょうどそんなときに、以前から仕事上でお世話になっていた賃貸仲介の営業さんが吹田に異動してきました。物件のデメリットを伝えた上で相談したところ、周囲に多くある同じような賃貸物件とエリアのニーズから、若い人向けに少し安めの賃料を設定した上で募集したらどうか? と提案がありました。
賃料優先、だけで反応はあったんですか?
基本的なリフォームをしただけじゃなく、入居を検討してくれる人のニーズから、洗濯機や簡単な家具を用意する、などのオプションをつけて入居を促したところ、空いている住戸が埋まりました。少し安めの賃料を設定するときに不安なのが、入居する人がどんな人か? ということ。そこは賃貸仲介の営業さんの「自分の見る目を信頼してください」という力強いサポートがあったのも大きかったですね。
その後、入居者トラブルからの早期退去などは減りましたか?
はい。事前に入居者にメリット・デメリットをちゃんと伝えてくれた上で入居を決めてくれるので、クレームが出ることもなくなりました。自分できちんと対応したことで、他の住人さんも理解を示してくれたのかなと思います。もしトラブルの対処を他の人に任せていたら、追い出しという話になったかもしれない。この物件の場合は社会福祉法人の人でしたが、そういった専門家の協力を得られる体制づくりが、「自分で管理」には大切だなと感じています。

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